minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ムスメの電話も三度まで

今朝のハハは不機嫌極まりなかった。

 

1度目はお金が一銭もないし食べるものがない、殺されかかってる。みんなお金がなくて家のお金を盗んでいく。こんな嫌な思いするくらいならもう死んでやると怒鳴って切られた。

 

どうせムスメから電話がかかってきたことは覚えてないんだからと2度目はとぼけて変わりない?と電話をしてみたが、冷蔵庫を開けたら食べるものは入っているでしょうと言ってみたり、お財布にはお金が入っているんだから、お財布を探したらいいよと言ってみたりしたけれど、火に油を注いだようなもので、こんなことでもう生きていたくない、もう死んでやると電話を切られた。

 

3度目は、ムスメも戦略を変えた。いきなりお金の話をしたのだ。

お金はちゃんとある。この間お財布に入ってたの確認したよね。ちゃんとデイホームに払っているからデイホームに毎日行けるようになってる。だから大丈夫。

そうしたら、ハハは「私はデイホームに行っているの?」と言うではないか。

 

今朝の不機嫌な怒鳴りっぷりはちょっと普段とは違う感じだった。いつものわがままなハハの被害妄想ではなくて、なんとなく狂気を感じさせるような状態だった。

デイホームに行く日なのかどうかが分からない日はあっても、デイホームに行っていること自体が分からなくなったことは初めてだと思う。

 

認知症が進行しているのか?

 

ムスメの杞憂だとよいのだが。