minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ムスメの一時帰国 最大難関はハハのムスコへの不信感

ハハの独居はいちいち難しい。冷蔵庫は空っぽで食べるものはないが、冷凍庫は満杯で何を食べていいかわからない。調理しようにも引き出しを開ければ、すべての引き出しが物で溢れかえっていて、菜ばしを探し出すにも苦労する。 現金は家中に散在しているし、…

ムスメの一時帰国、サービス付高齢者住宅の見学

ムスメの叔父(ハハの義理の兄)が去年サービス付高齢者住宅(以下、サ高住)に入居した。 叔父にも会える良い機会だったので、ハハと2人で見学させてもらうことにした。 結論から言う。ムスメにとっては夢のような施設だった。駅近、築浅、食堂付、セキュリ…

ムスメの一時帰国 第四難関は金銭管理

ハハはもともと事務能力がない。会社勤めをしたことがなく、真面目な銀行員だったチチに任せっきりだった。チチがアルツハイマーになってからは、必要にかられて最低限は自分でやっていたが、確定申告のための医療費のレシートや保険会社からの控除の通知な…

ムスメの一時帰国 第三難関はスケジュール管理

ムスメは祖父と育ったので、祖父が「今日は何曜日?」と聞くのには慣れていた。まだ小学生だったから、「おじいちゃんは学校に行かないんだから、分かんなくても当然」くらいに思っていた。 しかし、これがハハの場合だと話しが違ってくる。 新聞は届くのだ…

ムスメの一時帰国 第二難関は冷蔵庫

時差ボケで早朝に目覚めたムスメは朝食を作ろうと冷蔵庫を開けた。 冷蔵室には調味料が乱立していた。マヨネーズ・ケチャップ・ソース類がいくつもあった。生協の宅配でまとめて注文したものが、一人では消費できないようだった。 野菜室はほとんど空。トマ…

ムスメの一時帰国 第一難関は四次元ハンドバッグ

ムスメは空港に着いてからハハに電話をした。さすがに今日がムスメの帰国日だとは分かっていたが、その日の夜の予定は全く把握していなかった。ともかく実家へ急いだ。 一年ぶりの実家は何の変化もないように見えた。とりたてて散らかっている様子もない。一…

ハハと日程

一時帰国の日程が決まったので、ムスメはハハにメールした。 ハハからは喜びに溢れた返信があったので、安心していた。 しかし、電話してみるとハハがきくのだ 「今度はいつ帰ってくるの?」 2週間後の水曜日に帰るよというと、「それはよかった」と嬉しそう…