minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ハハ、初めての国際電話

アメリカの明け方に電話がかかってきた。日本からの電話だと直感でわかったので、寝ぼけ眼で出たら、ハハだった。

 

ハハから国際電話がかかってきたことは一度もなかったし、ハハ自身もムスメがアメリカにいることは理解しているので国際電話をかけようと思ったことはなかったんだと思う。

ハハは自分が国際電話でアメリカにかけたことに驚き、ムスメはハハが国際電話をかけられたことに驚いた。

 

ハハとしては、妹(ムスメの叔母)に電話したつもりだったらしいが。

 

用件は、頭の中がぐちゃぐちゃで、何がどうなっているのかさっぱり分からない、ということだった。夕食を食べた形跡はあるけれど、これからどうしたらいいのか分からないと興奮気味だった。電話帳がないから誰に電話していいか分からないし(これはムスコが保管していて、ハハが無闇に人に電話をかけないようにしてある)、お金は全然ないし(これもムスコが管理している)、ムスコのところには電話がつながらない(盗人呼ばわりされるので受信拒否している)、もうこのまま死ねばいいのね!と言って電話を切った。

 

口調も声もはっきりしていたので、体調は悪くなさそうだった。明日は日曜日で一日1人で過ごさなければならない。多めに電話して様子を見てみよう。