minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ムスメ、施設長さんと話す

ハハはムスメには退屈だと言い、ムスコには飛び降りで死んでやると言う。

 

これでは全体像が見えないので、ハハの様子を聞くべく施設に直接電話をした。施設長さんと話すことができた。

 

そこから垣間見えたのは、

⒈昼間は体操教室に参加したり、ピアノを弾いたり活動的に過ごしていること

⒉夕食後には帰宅願望が強くなるがこれは施設で対応できる範囲内であること

⒊食事で同席した利用者に同じ質問を何度もするので席替えを求められたこと

⒋夕食後にハハの妹(ムスメの叔母)に電話した後に感情が高ぶることがあること

 

なるほど、ハハが退屈しているのは昼間ではなくて夕食後から朝食までの間だ。ムスメが電話がかけているのが朝食前なので、当然ハハは退屈しているのだった。ムスメが電話をかける時間を変えなければならない。

 

ここで問題視されているのはハハと妹のことだ。

ハハの妹も認知症が進んでいる。おそらく混乱したハハが妹に電話したが、2人で話していても状況が把握できなかったのだろう。そこへ巡回の介護スタッフが通りかかり、ハハの妹が色々と質問してハハが老人ホームに入居していると判明、そこで「老人ホームに入居するだなんて聞いていませんよ」とスタッフの人に電話で詰め寄った、という一連のドラマがあり、介護スタッフの時間が取られたということ、そしてその後ハハの感情が激昂したことがあったらしい。

 

これが続くようであれば、何らか対策が必要になるかもしれません。

ショートステイは今月25日までの契約なので、今後受け入れ可能かどうかは様子を見させていただきたいと言われた。やんわりと問題行動が続くようなら受け入れられませんよと言われたようなものだ。

 

認知症が進行していても姉妹である。ハハにとっては唯一心許せる相手である。受信・着信拒否にはしたくない、とムスメは願う。