minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ハハと冷房のリモコン

猛暑の東京。

ハハは電気代を節約しようとするに違いないし、リモコンを失くしてしまっているかもしれないし、リモコンの電池が切れていても交換できないだろうとムスメは心配していた。

 

どうやら、デイサービスのスタッフがハハが冷房のスイッチを入れてたことを毎日確認してくれているそうだ。

利用者を車から降ろして業務終了としないで、いちいち自宅に上がり確認してくれているだなんて、本当にありがたいことだ。デイサービスに滞在している間以外での生活全体をケアしてもらっている。柔軟な対応をしていただいている。

 

チチの在宅介護をしている時、ムスメは介護保険のことを「ありがたいけれど、痒いところに手が届かない」サービスと言っていた。利用者それぞれのニーズがあるのに、システムにチチのニーズを合わせてケアプランを作っていた時期もあったからだ。

 

今では介護保険のことを「ホリスティックな」システムと呼ぶだろう。

それはデイホームのスタッフの方々の熱意、気遣い、プロ意識に支えられている。杓子行儀のお役所仕事も人間の手にかかれば、ハハにとっては必要不可欠なサポートとなる。