minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ハハと日曜日のヘルパー2

どうやらハハは日曜日に来るのがヘルパーだと認識していないようだった。

デイホームの室長さんが「日曜日一人で心配だから、様子見にちょっと寄りますね」と言ったらしい。さすがプロである。以前ヘルパーが来るのを嫌がっていたり、ヘルパーが来る時間を忘れて外出してしまった事があったからだ。

 

虫が湧いた台所、埃が積もった寝室も気にならないハハがヘルパーの必要性を理解してくれるはずがないので、ムスメとしては大変助かっている。日曜日に一人きりにならないこと、最低限の掃除や洗濯などの家事ができているか確認してもらえるだけでも有難い。

 

だが、日曜日のハハは不機嫌極まりない。

これから人が来るから、掃除も片付けもしないといけないし、お茶菓子くらいは出さないと恥ずかしいから買いに行きたいのにお金が一銭もないし、日曜日くらい気楽に過ごしたいのに人に訪ねて来られるのは迷惑千万まっぴらごめん、だいたい室長さんが私のことボケてると考えているとしか思えない。私は日曜日に様子見てもらいに来てもらうほどボケてません!と高らかに宣言していた。

 

だったら日曜日は一人で寂しいから死にたくなるとか言わないでよ、とムスメは言いたかったがやめておいた。

 

ハハがどんなに迷惑していようと、日曜日のヘルパーは続けようと思う。母がヘルパーが来る前に掃除しようと思うならそれも結構ではないか。