minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ハハの老人ホーム体験入居 3日目

ムスメはハハの体験入居2日目が楽しい時間だったと安心していた。

がムスコは全く別の体験をしていた。ハハから数十回電話がかかってきたのだという。

用件は、当然だが、ただ一つ。家に帰りたい、だ。

私には老人ホームは早すぎると主張したそうだ。

 

仕事しながらハハからの電話攻撃を受けるのは、さぞかし辛かっただろうと思う。

 

だが、ハハには慣れてもらえねばならない。幼稚園デビューで一週間泣き通したムスメのハハである。ここは心を鬼にして、老人ホームから連絡があるまでは何とか体験入居を続けてほしいと思う。

 

人が歳を取るのは大変なことだ。ハハが老人ホームにいても自宅にいても、ハハ、ムスメ、ムスコ、ムスコの配偶者、の全員が不幸なのだ。そして、仮に全員が仕事を辞め、キャリアを諦め、家庭を犠牲にしてもハハを幸せにすることができないのだ。一体、どうしたらよいのだろう?