minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ハハ、体験入居その後

電話をしたら忙しそうだった。これから友人が訪ねてくると言っていた。それは嬉しいのだけれど、パニックになっていた。

 

部屋を片付けようとしているけれど、どうやって片付けたらいいか分からないし、どうやっても片付かない。何時にその友人が訪ねてくるのか分からない、お金がなくて食べるものを買いにいけない、ムスコが勝手に通帳とか動かすから全く分からなくなってしまった。もう頭がボケてどうしていいか分からない。

 

ムスメとしては、物が多すぎるから片付かない、時間をメモしておかなかっただけだから家で待ってればいいよ、生協の宅配で食料品は届くんじゃなかった?、この間タンスと床の間に通帳とカード隠してあったんじゃなかった?、ムスコは動かしてないよ、タンスと床の間のカード見つけてくれたでしょう。と言いたかったが、いちいちハハの言うことを否定するのもくたびれる。

 

ボケてどうしたらいいのか分からないと言うけど、老人ホームは嫌なんだから何か別の手を考えないとね、とムスメが言えば

 

嫌だったかどうかなんか覚えていないと投げやりな態度になった。

 

うーん。どうしたらいいのか分からないのはこちらも同じだ。

短期記憶はどんどん低下している。それに反比例するように、ムスコ夫婦に対する不満感は増大するばかりだ。気分は落ち込んでいて、不安感も強い。

老人ホームもヘルパーも嫌(だと言っていた。これがいつ翻るかは分からないが)、となればデイホームの日数を増やしてしのいで行くしかないのだろうか。状況が変わるまでは。