minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ハハの老人ホーム体験入居 5日目

ハハに電話をしたら、ちょうど自室にいた。

元気かどうか尋ねたら、食事がちゃんと出るし色々なレクリエーションがあって、今朝は体操教室があって午後からはブレスレット作りだそうだ、ないものはないのだけれど(つまりは足りないものはないけれど、拡大解釈すれば大きな不満はないけれど)心から満足できるものでもないと言っていた。

 

まあ、あのハハを満足させることができる人がこの世にいたら会ってみたいものだと常々思っているムスメにしてみれば、この施設のスタッフのみなさんには頭が下がる。今すぐ帰りたいとも言っていなかったし、体験入居としては成功といえるのではないだろうか。

 

チチの入院先が自宅よりも老人ホームからの方が近いので、このままもう少し体験入居期間を延長できるかどうか可能性を探りたかったが、どうやらムスコが迎えに来るのを心待ちにしているような口ぶりだった。あと2−3泊だから我慢できるといったところだろうか。

 

これから午後のレクリエーションだと施設の人が自室まで声をかけてくれたのが聞こえた。それに応えてハハはムスメに

 

今ね生協の旅行でどこかに来てるのよ。これから何かあるみたいだからもう行くね

 

と言った。

 

何がどうなって体験入居が生協の旅行になってしまったのかは分からない。だが、体験入居後、自宅で独居するのは益々難しい予感がした。