minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ハハの老人ホーム体験入居

ムスコが施設を探して体験入居の予約をしてきた。ハハと一緒に見学に行き、活気のある施設で、外出も自由にできるし、料金も予算内でチチの施設ともそう遠くない所を見つけてきたのだ。

 

まだ要介護1である。まだ施設入居しなくても独居できるはずなのだが、状況が改善される見通しが立っていない。

ムスコの同居もムスメの帰国&同居も現実的ではないので、ハハの寂しさは埋められない。

ヘルパーに来られるのは嫌がる。宅配の食事は口に合わないので断ってしまい、食事が十分に取れていない。

曜日の感覚が薄れてきたので、自分の予定が把握できていないことが多くなった。人との約束が守れないことが増えた。区民センターの活動もいつ行けばいいのか分からないこともある。人との交流が減り、孤立していく。

 

そこへガスつけっぱなし事件があり、ムスコも焦ったのだろう。

 

今から施設に入居すればまだ環境の変化に適応できる余力はあるとムスメは思う。食事がきちんと摂れて、投薬管理できて、規則正しい生活が送れれば、抑うつ状態も改善できるのではないか。社交的なハハのことだから友人もできるだろう。エアコンやテレビのリモコンを探さなくて良い生活、今日が何のゴミの日だったか毎朝分からない不安、もう生きていたくないと思う日々から少しでも解放されてほしい。

 

ハハは嫌がるだろうが、気軽な気持ちで体験入居してもらいたいと思う。一週間試してみて、やっぱり嫌だと思えばそれでよし、思ったほど悪くないと思ってもらえれば今後の参考になる。