minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ハハの死にたい願望

最近は調子のいい日もあって(一日だけだったが)、いつも通りだったのだが、今日は

 

「私、もう死にたいの!」

 

と言って電話を切られた。

機嫌の悪い日、怒ってる日、落ち込んでる日、不安な日、もちろん死にたい日はあっても、一言で電話を切られたのは初めてである。

 

もうどうやってもハハと話ができる日は来ないのだろうか?

 

朝、電話しなかったのが悪かったか?デイホームがお休みの日なので、朝寝坊したいだろうかと思ってお昼に電話したのが遅すぎたか?朝ちゃんと電話して、今日の予定を確認した方がよかったのだろうか?

抗うつ剤とか抗不安剤とか処方してもらった方がいいのだろうか?

それとも、もう独居は無理なんだろうか?

 

とかムスメはぐるぐると考えてしまった。

 

が、ちょっと冷静になって見た。

仮に朝電話したとしても、ハハの機嫌がよくなることはないし、予定を確認したところですぐに忘れてしまっただろう。

抗うつ剤も抗不安剤も処方してもらったことがあるが、服薬管理ができなくなったし、効果もなかったのでやめたんだった。

 

そうだった。ムスメが必要以上に自責の念にかられて遠い地でジタバタしてもどうにもならないんだった、という思いにいたることができた。

 

独居が可能かどうかは別として、この状態で施設入居は難しいのではないかとムスメは考えている。環境の変化に順応できるとは思えないからだ。お馴染みのデイホームから離れ、住環境が変わるという大きなダブル変化には順応できないだろう。だったら独居ができる限りは、なるべく環境を大きく変えない方がいいと思うのだ。

 

だけどやっぱり電話だけだとどうにもならない感は拭えないが。