minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ハハの妄想が膨らんできたのか?

ハハは口が達者である。元々お喋り好きで、長電話の女王であった。

 

そんなハハにかかると、ハハの思い込みや妄想は事細かに語られるようになる。

普段は、ムスコが来て預金通帳を盗んで行った時の様子を語るだけなのだが、ここ数日は、義理の姉(チチの姉、ムスメの叔母)を訪ねて行ったら家に一歩もあげてもらえず、玄関で立ち話をして、お茶一杯も出さず帰された時の様子を滔々と語っていた。

もし、ハハの病気の事を知らない人が聞いたら、ハハを信じただろう。それだけ描写もしっかりしていた。

 

しかし、義理の家族が話題になるのは珍しい。険悪な仲ではなかったが、気軽に行き来できるような近い関係ではなかったのに、いきなり訪ねて行ったところまで話が飛躍したのには正直驚かされた。

ハハの中で何かが変わったのだろうか?

 

ハハの頭の中で考えたことと、実際に行動したことの区別がつかなくなっているのだろうか?