minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ハハからのメール

ハハからメールが来るようになった。

 

内容はいつでも同じだ。

「もう充分に生きたという思いから逃れらないのです」と書いてある。

 

もう充分に生きたから死にたい。

ムスコに全財産を取り上げられて、パンを買うお金すらもらえない。

デイホームはつまらない。

ヨメにも孫もあれだけ可愛がってよくしてやったのに、電話の一本もよこさない。

 

義理の両親にも尽くした。

自分の両親にもできる限りのことはした。

夫の介護もした。

にもかかわらず、自分が介護される時には誰も頼りにならない。

 

独身のムスメには頼れると期待していたのに、アメリカにまで行って役に立たない。

 

というハハの思いがこの一行に込められている気がする。

ムスメは何と返信していいかさえも分からない。