minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ハハの帰宅も1ヶ月をすぎて

ハハが老人ホームから帰宅したのが3月6日だから、1ヶ月余り経過した。

ムスメが最初の2週間は一緒だったから、ハハが一人暮らしになって2週間になる。

 

ハハに大きな変化はないが、さすがに老人ホームのことは口にしなくなった。帰宅した当初は老人ホームのお友達に挨拶してこなかった、とか食事の準備が自分ではできないから老人ホームに入った方がいいんじゃないかと言っていたのに。

 

それでも朝は混乱していることが多い。一晩寝て、朝起きると今どこにいるか分からないことがある。ハハの実家にいるのか、旅行に来ているのか、自宅にいるのかが分からなくなってしまい、周りの様子を見ているのと次第に自宅にいることが分かるようになってくる。

そして、今日の予定が分からない日もある。デイホームに行くことが分かっている日もあれば、デイホームに行きたくなくてズル休みするための口実を考えている日もあるし、デイホームに行くこと自体が分からなくなっている日もある。

デイホームに行くことが分かってくると、次の課題は朝食である。目の前にないものは存在しないハハのためには、冷蔵庫を開けて何が入っているかを確認させることが必要になってくる。冷蔵庫にはムスコが定期的にチーズやヨーグルトなど開けてすぐに食べられるものを補充しているのだ。

 

ここまでできれば、後はデイホームの迎えが来るのを待つだけとなる。ムスメが電話で誘導すれば、まだ何とかできる。

ムスメもなるべくハハの朝に電話をするようにしている。こうやってデイホームに行けている間は何とかできる。ムスコが手続きやら、食品の補充をしてくれていれば、何とか自宅で過ごせるだろう。