minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ムスメの一時帰国11 セルフレジに戸惑う

東京は半年ぶりだったムスメが、今回戸惑ったのはセルフレジなるものだった。

 

スーパーで買い物をして現金で払おうとすると、「〇〇番に飛ばしますね」と言われた。飛ばしますね、と言われても何の事やら晴天の霹靂である。何をどう飛ばすのかと思ったら、会計のデータをセルフレジステーションなるものに飛ばして、そこで機械の中に現金を投入して会計を終了させる、というものだった。

レジで商品をスキャンしてくれた人が私のカゴを持ってセルフレジステーションへ行き、ここで精算して下さいね、と言って去ってしまった。

 

目の前のタッチスクリーンの精算ボタンを押し、現金を機械に入れてお釣りとレシートを受け取った。

一度体験すれば難しいものではないけれど、ハハには敷居が高いなと思った。ハハは分からなければ人に尋ねるので最終的には何とかなるとは思うけれど。

 

現金のやり取りには時間がかかるのは理解できる。セルフレジにすればレジでの時間は短縮できるだろうし、間違いも減るのだろう。

 

ムスメの実家の近所でも半年の間に2軒のお店がセルフレジを導入した。こんな小さい町でも増えるのだろうか。アメリカのように自分で商品をスキャンするようになる大型スーパーもどんどん増えるだろうけれど、こんなに小さな町にも機械化そして人件費削減の波は押し寄せているんだと知って驚いた。

 

頭と行動がゆっくりしてきた高齢者にとっては優しくないシステムだと思うが、これも時代の流れなのだろうか。