minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ハハと災害

大阪で地震がありましたね。

こちらでは報道されていなかったので、ネットで後から知りました。

 

東北大震災の時のことを思い出していました。

私は都内で仕事をしていました。電話が通じなかったので、仕事を片付けて実家に行ったら、ハハは大量のお米を炊いてオニギリを作っていました。

 

チチは要介護5で、まだ在宅介護していました。ケアマネさんが自転車で駆けつけてくれて無事を確認してくれましたっけ(非常に優秀なケアマネさんでした)。

 

トイレットペーパーの買い占めがおこり、どこの店でもトイレットペーパーは売り切れだったのに、ハハは地元の酒屋で区のリサイクルトイレットペーパーを入手して、意気揚々と帰ってきました。

 

そんなハハはもういないのです。

今、大地震が起こったら、弟夫婦と一緒に過ごすか、私がアメリカに連れてくるかしないと乗り切れないだろうと思います。

 

東北大震災後、ハハの胆石が暴れ出し、手術を3回受けることになったのでした。それを機にチチは老人ホームへ入居となりました。その後、私は渡米することになり、ハハは認知症になりました。

 

今思えば、あの地震が転換期だったなあ。