minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ハハと成人の日

昨日からデイホームが始まった。

が、月曜日は成人の日でデイホームが休みになる。

 

つまり日曜日と月曜日の丸二日間を一人で過ごさねればならない。

 

ムスコがお金を全部勝手に持ち去ってしまったから、手元にお金が一銭もなくて、食べるものも買いに行けなくて、2日間は寝て過ごすと言っていた。それに頭がボケてしまって、何がどうなっているか全然分からないという。

 

ムスコが大晦日にお金を持ってきたはずなのだが、それはすっかり忘れている。いちいちムスコにお金をもらうという行為が煩わしいのだ。自分のお金なのに、ムスコに管理されるのが屈辱なのだ。

でも、ハハにお金を持たせたら、右から左へ跡形もなく消えてしまう。何に使っているのか、どこかに隠しているのか、はたまた盗まれているのか、未だに謎である。

自分が家計管理出来ないことは理解していないが、ムスコが全てを管理していることは決して忘れないし許せないのだ。

 

まだらボケとは良く言ったものだ。私はもう分からないから任せるわね、と素直に言えればお互いに楽になるのだが、ハハがまだまだ手強い、それだけの生命力はある。それが活用できる場があれば、ハハは幸せに生きていけるのだろう。

 

ハハの初孫が成人式を迎えるまで後5年。5年後のハハの姿は想像できない。