minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ハハと正月 3日目

電話したら散歩に出掛けて帰ってきたところだった。家で鬱々としているよりは、外の空気を吸った方がいい。散歩できる天気で羨ましいとムスメは言った(ムスメはミネソタ州在住、最高気温が−20度C)。

 

昨日は墓参りとチチの見舞いに行ったはずだから、様子を聞きたかったのだ。11月下旬に入院した のだが、ハハは見舞いに行っていないからだ。週6日デイホームに通うようになったし、病院が遠いし一人で外出するのが難しくなってきたからだ。

 

チチの様子をムスメが尋ねるとハハは息を飲んだ。昨日見舞いに行ったかどうか覚えていないと言うのだ。でも、車で移動中にムスメが電話したことは覚えていて、一生懸命思い出そうとすれば墓参りに行ったことは何とか思い出せたが。

物忘れがひどくなってきたことは自覚があって、正月休みが明けたら病院に行くつもりだと言っていたが、病院に行ってもアリセプトが処方されるだけで、投薬管理ができないハハにとっては何の役にも立たないだろう。それでも、自分で何とかしようと思っているうちはいいのかもしれない。

 

明日からデイホームが始まる。毎日行くところがあるのはハハの心の拠り所となっている。ありがたい。