なぜムスメがハハの味方になれないのか?
前回の記事でお嫁さんが(ムスメの義理の妹)傷つかなければいいと書いた。
これは正直な気持ちだ。
だが、なぜムスメの私がハハの一番の理解者、味方になれないのだろうかと投稿した後で思いついたのだ。
だが、私がハハの味方になれば、当然お嫁さんを批判することになる。(非常に古風な)弟と結婚し子供を二人産み育て、弟の仕事のサポートもして、自分の仕事もして、家事もこなすというミッションインポッシブルを可能にしている義理の妹にこれ以上仕事を増やすようなことはできないのだ。
だが、私自身は渡米してしまった。渡米したことは全く後悔していないのだが、渡米しないという選択をしなかったという後ろめたさはある。
しかし、渡米しなかったら、その選択をハハのせいにして一生恨んだかもしれない。何もしないと言って義理の妹をハハと一緒に人非人呼ばわりしたかもしれない。
女性が女性を非難することほど厳しいものはない。
どうしてこうなってしまうのか。高齢のハハが一人暮らしで困っているというのに、助けようがない。それぞれが一生懸命に生きているのに、どこかで歯車がずれてしまったような居心地の悪さ、これはどこから来るのだろう。