minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ムスメの一時帰国 第三難関はスケジュール管理

ムスメは祖父と育ったので、祖父が「今日は何曜日?」と聞くのには慣れていた。まだ小学生だったから、「おじいちゃんは学校に行かないんだから、分かんなくても当然」くらいに思っていた。

 

しかし、これがハハの場合だと話しが違ってくる。

新聞は届くのだが、家中に散在しているので、どれが今日の新聞だかが分からない。携帯電話を見ればよいと思うのだが、そこまで頭が回らないらしい。

あげくの果ては、今年は2003年?とか言い出すものだから、腹が立つやら、情けないやらで、ムスメは返す言葉が見つけられない。

 

日付が分からなくても生活はできるのだが、問題は約束のすっぽかしだ。書いてないものは忘却の渕に沈んでいく。この短い一時帰国の間にもムスメは約束をすっぽかされたし、ニアミスはいくつもあった。外出しようとしたところに、ヘルパーやナースが訪問したことがあった。習い事や友人との約束も守れていないことが多々あるだろうと推測できた。

 

問題はカレンダーが2つと手帳が1冊混在していることだ。

まずはカレンダーをひとつにまとめ、すべてを書き込めるようにした。手帳はとりあえずハンドバッグの中でキープ。

 

日付の問題は、時間と日付と曜日が表示されるデジタル時計を使うことにした。カレンダーのそばに置いたが、時計をみれば日付が分かるということが定着することを願おう。