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minnesotakkoの日記

国際遠距離介護の記録

ムスメ、ハハの通院に付き添う

ハハの月に1回の大学病院の精神科の診察に付き添った。

自宅からは電車を乗り継いで30分ほど。大きな大学病院がいくつもの棟に分かれているが、どこへ行けばよいのかはきちんと把握している様子。

 

再診の手続きをして、精神科の前で順番を待っていた。

おもむろにハハが聞く「私の先生の名前は”ひがし”先生か”あずま”先生のどっち?」

ハハの手元の再診の紙を見ると、確かに大きな「東」の大きな文字が読める。

しかし、ハハよ、これは「東病棟」の東なんだよ。東の隣に病棟と書いてあるじゃないか、と言いたいのをぐっとこらえた。

「うーん、○○先生って書いてあるよ」と答えた。確かに東病棟の文字よりは小さくて眼鏡をはずさないと手元が見えないハハには読みづらいかもしれない。

 

そんなやりとりをしながら呼ばれたので診察室に2人で入った。

ハハは過去2か月服用した薬が全く効かなかったと訴えた。精神科医は聞き上手で色々と話しをハハの話しを聞きながら、「物忘れのお薬に変えてみますか?」と言った。

ハハは前向きに「夫が飲んでいた薬なので飲みたいです」と言った。

 

認知症の薬が処方されるということにはショックを受けていないようだった。が、薬局で薬をもらう時に「これって効かないのよね」と言った。

チチはアルツハイマー病を発症してから認知症の進行を遅らせると言われてアリセプトを服用していたのだった。数年服用したはずだが、ある頃から攻撃的になったので服用を中止したのだった。進行が遅らせられたのかは分からない。

 

ともかくも、ハハが前向きなら、家族としてこれほど有り難いことはない。精神科の先生も話しやすい感じのよい先生だし。一か月後に予約を取って帰途についた。